2021.03.02
2021.03.02
丹後ディープタイラバ【ドテラ】釣行レポート

釣行場所
丹後(竹野沖、網野沖)
兵庫県豊岡市竹野 遊漁船「白い長ぐつ」
タックルデータ
ロッド:START MASHIMOFU 65-SUL(ベイト)
リール:オシアコンクエスト300PG
ハンドル:LIVRE SB 70-75+EP50
メインライン:XBRAID オムニウムX8 アップグレード 1号600m
リーダー:XBRAID FCアブソーバー スリム&ストロング 5号
XBRAID キャストマン アブソーバー 5号
ルアー:レッドスナイパー160~320g
アシスト:トリプルフックショートカーリー
ラインインプレッション
今回のターゲットは150m超のディープゾーンに潜む真冬のビッグレッド(真鯛)。
①〔オムニウムX8 アップグレード1号×FCアブソーバー スリム&ストロング5号〕
★高密度で感度も最高レベルのオムニウムにフロロのスリム&ストロングを合わせた超高感度、高強度セッティング。
真鯛がタイラバの後ろに付いた感覚まで伝わるオムニウムの感度は大きなアドバンテージ。
また、ディープゾーンでのドテラ流しではオマツリも多い釣りですが、オムニウムの耐摩耗性能のおかげで安心して釣りに集中できます。
10キロオーバーの鰤など不意の大物にも余裕で対応可能なディープタイラバ最強のセッティングです。
②〔オムニウムX8 アップグレード1号×キャストマン アブソーバー5号〕
★オムニウムに伸びのあるナイロンのキャストマンを合わせた、乗せ重視&低活性時のバラシ対策のセッティング。
アタリがあるがなかなか乗りきらない場合、激流時の負荷が強過ぎる場合、バラシが多いような状況ではナイロンリーダーの伸度が大きな武器となります。
今回は厳冬期らしく乗せ重視のこちらのセッティングが大活躍してくれました。
実釣の内容
兵庫県竹野の遊漁船『白い長ぐつ』さんにお世話になってディープタイラバ(ディープドテラ)に行ってきました。
1~2月の厳冬期は丹後の真鯛も越冬のため、厳冬期でも水温の安定する水深130m以深の超ディープゾーンに落ちていますが、このゾーンを上手く狙うことができれば真冬でも十分にディープタイラバは成立します。
この日も真冬の実績ポイント、網野沖の超ディープゾーン(水深150~170m)からスタート。
朝イチから風も潮もあり、タイラバを巻いている感じも魚探の反応も良かったのですが、このエリアではノーバイト。
ここで、長谷川船長の判断でこのエリアを見切って網野沖から竹野方面(西向き)へ大移動。
到着したのは水深150~160mのエリア。
魚探の反応はボトム付近からボトムから10~20m上まで。
このレンジを重点的に〔レンジ〕・〔ラインの角度〕・〔巻きスピード〕・〔フォールスピード〕を意識しながら探っていると…すぐに答えは返ってきました。
【ヒットパターン①】
・水深155m、ライン放出量200m、20m巻き上げ
・フォールスピード:フリー(オシコンCT表示8~H)
・巻きスピード:スロー(オシコンCT表示3)
【ヒットパターン②】
・水深150m、ライン放出量180m、10m巻き上げ
・フォールスピード:フリー(オシコンCT表示8~H)
・巻きスピード:スロー(オシコンCT表示3)
①も②もボトム付近でのヒットでしたが、魚探に反応のあるレンジより上まで巻き上げて、ボトム付近の真鯛だけではなく、少し浮いている真鯛にもフォールでしっかりとタイラバを“魅せて”あげる事がポイントでした。
【バラシ対策】
バイトは弱々しく低活性。更に超ディープゾーンでライン放出量が多く、真鯛とのファイトの時間が長くなることが予想されましたので、バラシ対策として以下の①~④を実践。
①フロロより伸度の高いナイロンリーダー。
・XBRAID キャストマン アブソーバー 5号
②乗せ調子のロッド。
③小針。
④ドラグは通常時より緩め。
ハイシーズンならオムニウム×FCアブソーバー スリム&ストロングのセッティングがメインとなりますが、今回は乗せ重視のオムニウム×キャストマン アブソーバーのセッティングが大活躍。特殊ナイロン原糸スーパーブロンのキャストマン アブソーバーは破断に至るまでの無結節伸度35%!!
この伸度がビッグレッドの強烈な突っ込みを吸収してくれるので、バラシが頻発する低活性時の超ディープでもヒットした真鯛は全てキャッチできました。
釣果は74㎝のビッグレッドを頭に真鯛6匹!
これから丹後ディープタイラバはのっこみシーズンに突入!!
1年で1番熱いシーズンが始まりますよ!