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「XBRAID=四つ編み」
技術の伝承と革新で
最高のラインを世界に。
令和元年、先代社長の意志を受け継ぎ、新経営体制を発足。
新たなブランドとして立ち上げたのが、XBRAIDです。
「X(エックス)」は四つ編み鎖紐が編まれ「X」に交又することを示し、
「BRAID(ブレイド)」は組み編むことを意味します。
四つ編みに編みたてするには伝承された高い技術とそれを仕上げる匠心が大切。
そこに時代を先取る技術革新を組み合わせ、最高のラインの創造へ。
世界中のアングラーの想いに応える自信作をお届けします。
What’s BRAID
私たちには夢があります。
それは、社員それぞれがNo.1のスキルを持ち寄り、No.1の商品を世に送り出し、
No.1のファクトリーを確立することで、世界No.1のラインメーカーになること。
同時に、釣りを愛する人々のモラルやスピリットと呼応しながら、
人と海と森が共存するサステナブルな社会をつくっていきたい。
No.1への志と、自然への感謝の気持ちを胸に、
世界中のアングラーからの支持と共感を獲得し、新しい未来を切り拓いていきます。
釣り場での、刺激に満ちた楽しさ、心癒される景色の広がりが、永遠に続くために。
Brand History
昭和24年設立の「よつあみつりいと中西工場」から始まる70年の歴史。
技術革新に挑むDNAと積み重ねてきた実績をベースに、XBRAIDの創造へ。
世界標準の技術とともにメイド・イン・ジャパンの技が細部にまで息づいています。
創業70年、設立30年。
本テグス・人造テグスの時代に修行を積んだ中西三郎。昭和24年、「よつあみつりいと中西工場」として創業。昭和25年、淡路島福良駅裏に四編釣糸研究所つりいと工場を設立。昭和28年に撚りが動かぬ糸緩みせぬ釣糸、「四つ編み」の実用新案を取得。釣糸を撚糸から組糸に、それが私たちのルーツです。
平成元年よつあみつりいと中西工場の製造部門から独立し法人化、中西滋が株式会社ワイ・ジー・ケーを設立。道糸がナイロンモノフィラメントやポリエステルの組糸からPEラインへと変化していく時代、数々の発明を行い、平成17年にWX工法の基となる製紐方法を発明。「より細く、より強く、釣糸が道具や釣り方を変える。良いものをつくれば、必ず受け入れられる。いつか最高のラインをXBraidというブランドで世の中に披露したい」その言葉が新しいブランドを上市するきっかけとなりました。
そして令和元年、新しい経営陣にバトンが渡されました。先代社長の言葉を胸に、伝承された技術と新しいアイディアを組み合わせ、最高のラインを世界に、XBRAIDのはじまりです。
Technology
PEラインの概念を変えた独自開発の「WX工法」。
1錘1錘丁寧に組み上げ、高い品質を備えた
強靭なラインを生み出しています。
追い求めているのは究極。
進化への挑戦に終わりはありません。
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- 究極(=WX工法)
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PEラインと呼ばれるラインは、ほぼ全てが角打ちという製紐方法で編み組まれています。時計回りと、反時計回りに回るボビンに巻かれた原糸が少しずつ引き出され、互いに交差しながら編み組まれて1本のラインになります。スピニングリールからラインを放出する時と同じく、ボビンから原糸が引き出されるときには、糸ヨレが発生します。そのとき、時計回りのボビンは時計回りに、反時計回りは反時計回りに、原糸を正確に撚りながら組み上げていくと、片撚れがなく真っ直ぐでバランスの良いラインに仕上がります。
しかし、従来の製紐機にはそれを正確に実現できる機構がありませんでした。そこで、製紐機の構造を自社で開発し、製紐機本体も1錘1錘丁寧に自社で製造し組み上げています。
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- 強靭
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強くて粘る。WX工法で編み組まれたラインは、時計回り反時計回りの原糸が正対して編み組まれています。そのため、バランスが優れ直線強力が高くなります。例えば輪ゴムをクルクルと撚りをかけても手を離せば元の輪に戻るかのように、実釣時にヨレがかかっても、どちらかの原糸が過撚りになり、もう一方の原糸が撚り戻されるので、元に戻る作用が働きヨレ難いのです。ヨレ難いという事は、ノットを組んだ時も、組み目が浮き難く、組み目が浮く事による強力損失を抑えます。また、しっかりと撚りがかかっていることで、例えば硬く絞った雑巾のように、しっかりと固まった状態なので耐磨耗性に優れ、水切れが良いといったメリットがあります。
そして何よりも、自らの力で元に戻ろうとするので、設計時の構造的な伸びや強力が長時間持続するため、同じ釣り感覚で長時間使うことができます。
わたしたちは、商品ごとに専用開発をしており、釣種ごとに最適なバランスで、「強靭」であると感じていただけるラインを開発し続けています。
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- 高品質
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PEラインは、組糸であるがゆえに組み目が開くことで、巻き癖がつかず、しなやかな特徴である反面、腰がなく糸絡みし易いといった点や、組み目に水を保持することで水切れが悪いといった短所もあります。また、超高分子量ポリエチレン樹脂で出来ているので、接着性に乏しく、腰をだすために施したコーティングが、はがれやすいといった欠点があります。
受け継がれてきた技術を更に進化させる。私たちは、究極のラインを作るため常に進歩し続けます。2019年、芯糸の周りに鞘糸をWX工法で編み組んだ、2重構造のPEラインを上市しました。このラインは芯鞘構造であるがゆえの構造的な腰に加え、加圧式樹脂加工を施すことで、よりコーティングが長持ちするようになりました。この技術をさらに進化させ、例えば自動車用のコーティング剤に、軽微な磨き傷であれば勝手に治るポリマーが市販されています。このようにラインのコーティングも自己修復する機能をもたせ、腰が長時間持続する理想のラインを目指し開発に取り組んでいます。
Factory
世界最大規模のライン製造工場を保有し、現在7工場が稼働中。
独自開発の製造プラントを駆使したラインづくりで、
高品質と安定供給を両立。
世界No.1の生産力を目指し、新工場の建設計画も進めています。
鳴門工場
撫養第1工場
撫養第2・第3工場
松茂工場
福良工場
北島工場エリア完成予定全景(2024年)
北島北工場・北島中工場・フットサルコート(奥より)
北島北工場
北島中工場
COMPANY PROFILE
株式会社XBRAID JAPAN
〒550-0005
大阪府大阪市西区西本町1-7-21 ニシモトビル303号室
東日本営業所 | 〒230-0051 神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央4-11-11 鶴見クリーンハイツ201 |
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事業内容 | 釣り糸の製造および販売。 |
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製造
株式会社ワイ・ジー・ケー
設立 | 1989年7月 |
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代表取締役 | 齊藤 隆文 |
鳴門工場 | 〒771-0360 徳島県鳴門市瀬戸町明神字板屋島60-1 |